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Rational design of chloride ion transport channels in an open borate framework

Yu Meng, Naoyoshi Nunotani, Kazuki Shitara, Yoshitaka Matsushita, Nobuhito Imanaka, Kazunari Yamaura, Yoshihiro Tsujimoto.
Journal of Materials Chemistry A 12 [40] 27229-27234. 2024.

NIMS著者


論文紹介

ホウ酸塩の開骨格構造を用いた塩化物イオン伝導経路の合理的設計法を開発

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塩化物イオン固体電解質は、塩素元素の豊富な資源に加え、高エネルギー密度の全固体電池が期待されていることから最近注目を集めています。しかしながら、従来の塩化物イオン伝導体は単純塩化物に限られ、化学的・熱的安定性およびイオン伝導度の更なる改善に向けて材料の多様性が求められています。本研究では、酸素と塩素の異種アニオンを複合化を図り、かつ塩化物イオンが選択的に拡散・移動が期待される開骨格構造をもつホウ酸塩系に注目し、高い安定性を有する塩化物イオン伝導体を合理的に設計する方法を開発しました。図. (a)は今回設計した塩化物イオン伝導体Ca2B5O9Clにおける塩化物イオンドープの様子を示したものです。本研究は雑誌のFront Coverを飾りました。

Materials Data Repository (MDR)上の本文・データセット


    作成時刻: 2024-10-22 19:52:24 +0900更新時刻: 2024-11-23 04:30:06 +0900

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