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研究内容
出版物2004年以降のNIMS所属における研究成果や出版物を表示しています。
論文
- Daiki UMEYAMA. Optoelectronic Properties of Expanded Halide Perovskite Analogs Enriched by Molecular Diversity. Journal of the Japan Society of Colour Material. 96 [4] (2023) 147-151 10.4011/shikizai.96.147
- Daiki Umeyama, Atsuro Takai, Kazutaka Sonobe. Postsynthetic Defect Formation in Three-Dimensional Hofmann-Type Coordination Polymers and Its Impact on Catalytic Activity. Inorganic Chemistry. 61 [3] (2022) 1697-1703 10.1021/acs.inorgchem.1c03560
- Daiki Umeyama, Linn Leppert, Bridget A. Connor, Mary Anne Manumpil, Jeffrey B. Neaton, Hemamala I. Karunadasa. Expanded Analogs of Three‐Dimensional Lead‐Halide Hybrid Perovskites. Angewandte Chemie International Edition. 59 [43] (2020) 19087-19094 10.1002/anie.202005012
口頭発表
- UMEYAMA, Daiki. Molecular control of the stereochemical activity of Pb(II) lone pair for designing organic-inorganic valence band dispersions. 9th NIMS-UR-CNRS-SG Workshop. 2024 招待講演
- 梅山 大樹, 高井 淳朗, 園部 量崇. 三次元ホフマン型錯体における欠陥生成と機能. 日本化学会 第103春季年会2023. 2023
- UMEYAMA, Daiki. Molecular bandgap tuning enabled by the lattice expansion of three-dimensional hybrid perovskites. The 95th JSCM Anniversary Conference. 2022 招待講演
所属学会
日本化学会, その他
高分子・バイオ材料研究センター
タイトル
分子性イオンを利用した有機-無機複合材料の機能開拓
キーワード
有機-無機複合材料,分子性イオン,キャリアドープ,光電物性
概要
ハライドペロブスカイトなどの有機-無機複合物質は優れた光電材料として注目されている。これらの物質の光電的特性は主に金属イオンやハロゲンイオン等の無機イオンによって実現されている一方で、化学的安定性やキャリア注入手法などの面で未解決課題がある。そこで、本研究ではイオン性の有機分子を用いて有機-無機複合材料の物性を制御することを目的とする。物性に対して活性な分子軌道を複合材料に導入する手法を開発し、物性設計の新たな機軸とすることを目指す。分子軌道を積極的に活用し、化学的安定性やキャリア注入手法などの面で無機イオンの軌道のみでは得られない材料特性を開拓する。
新規性・独創性
● 有機-無機複合物質中に物性活性な分子軌道を導入
● 水などに対する化学的安定性が向上
● 分子の酸化・還元を介した電子注入が可能
● 分子構造の多様性を活用した材料開発の可能性
内容
まとめ
● 複合物質中に物性活性な分子軌道を導入することで、分子軌道を用いた物性制御が可能になった
● 分子軌道に分散性を与える手法の開発が今後の課題
● 金属イオンと強く相互作用できる分子性アニオンを用いた物性開拓も検討していく
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