HOME > Profile > YAMASHITA, Yu
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- 305-0044 1-1 Namiki Tsukuba Ibaraki JAPAN [Access]
Accepting Students
External affiliations
- 東京大学大学院 新領域創成科学研究科 客員連携研究員
Research
PublicationsNIMS affiliated publications since 2004.
Research papers
- Masaki Ishii, Yu Yamashita, Shun Watanabe, Katsuhiko Ariga, Jun Takeya. Doping of molecular semiconductors through proton-coupled electron transfer. Nature. 622 [7982] (2023) 285-291 10.1038/s41586-023-06504-8
- Yu Yamashita, Junto Tsurumi, Masahiro Ohno, Ryo Fujimoto, Shohei Kumagai, Tadanori Kurosawa, Toshihiro Okamoto, Jun Takeya, Shun Watanabe. Efficient molecular doping of polymeric semiconductors driven by anion exchange. Nature. 572 [7771] (2019) 634-638 10.1038/s41586-019-1504-9
- Yu Yamashita, Junto Tsurumi, Tadanori Kurosawa, Kan Ueji, Yukina Tsuneda, Shinya Kohno, Hideto Kempe, Shohei Kumagai, Toshihiro Okamoto, Jun Takeya, Shun Watanabe. Supramolecular cocrystals built through redox-triggered ion intercalation in π-conjugated polymers. Communications Materials. 2 [1] (2021) 45 10.1038/s43246-021-00148-9 Open Access
Presentations
- YAMASHITA, Yu, ISHII, Masaki, 刑部 永祥, 大橋 拓真, Stephen Barlow, Seth R. Marder, Shun Watanabe, ARIGA, Katsuhiko, TAKEYA, Junichi. Stable and scalable chemical doping for advanced organic semiconductor devices. 26th International Conference on Science and Technology of Synthetic Electronic Materials. 2024 Invited
- 山下 侑, 河野 真弥, 熊谷 翔平, Stephen Barlow, Seth R. Marder, 竹谷 純一, 渡邉 峻一郎. カチオン交換を用いたnドープ高分子半導体の結晶性・大気安定性制御. 第84回応用物理学会秋季学術講演会. 2023
- 山下 侑, 宇佐美由久, 野沢汎, 田嶋陽子, 渡邉峻一郎, 竹谷 純一. 化学ドーピングされた有機半導体単結晶を用いた 高精度な歪みセンサの開発. 2022年 第83回応用物理学会秋季学術講演会. 2022
Misc
- 山下 侑, 竹谷 純一, 渡邉俊一郎. 縮退電子系を有する結晶性高分子半導体―分子とイオンと空隙でつくる金属プラスチック―. 固体物理. (2021) 33-48
- 伊藤雅人, 山下 侑, 竹谷 純一, 渡邉峻一郎, 有賀 克彦, 二江隆之. 液面を用いた超高温・大面積ナノ薄膜製造技術. コンバーテック. 592 [50] (2022) 42-46
- 山下 侑, 竹谷 純一, 渡邉 峻一郎. 分子とイオンと隙間でつくる金属高分子. Oyo Buturi. (2020) 594-597 10.11470/oubutsu.89.10_594
Society memberships
応用物理学会, 日本物理学会, 日本化学会
Research Center for Materials Nanoarchitectonics (MANA)
Title
超分子ドーピングによる有機半導体材料・デバイス開発
Keywords
有機半導体,ドーピング,センサ
Overview
機械学習やAI分野の進展にも後押しされ、物理・化学的な情報を取得するセンサや電子デバイスを多機能かつ多点で実装する技術への期待が高まっています。こうしたデバイスを印刷などの溶液プロセスで実現する次世代材料として、インク状態になる有機分子性半導体が期待されています。分子レベルのナノ構造設計により、従来にはない結晶性、ドーピング制御性、大気下プロセス性を示す材料を開発しています。設計された構造が自発的に形成される自己組織化プロセスにより簡単かつ歩留まりの高い生産技術にも重点を置いています。これらの取り組みから、分子認識、センシング、情報通信、エネルギーハーベストなどの機能性を実現する革新的な有機材料を生み出します。
Novelty and originality
● 有機半導体ドーピング量を均一かつ精密に大気下で制御
● 電子デバイス応用をドーピングプロセス開発とドーパント分子設計により実現
● センシングや仕事関数制御など多様な機能性を導入可能な超分子システムを構築
Details
Summary
溶液プロセス、酸化還元、イオン交換を駆使して半導体分子とドーパント分子が組み合わさった共結晶構造を自己組織化によって形成することに成功しました。今後はさらに多様な分子との超分子構造を設計することで、革新的なイオン・分子認識センサやエネルギーハーベスト・電子デバイスを大気下溶液プロセスによって実現することを目指します。
この機能は所内限定です。
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