SAMURAI - NIMS Researchers Database

NIMS一般公開2024

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研究内容

出版物2004年以降のNIMS所属における研究成果や出版物を表示しています。

論文
会議録
口頭発表
構造材料研究センター
タイトル

革新的次世代断熱素材TIISA®・EB-PVD遮熱技術

キーワード

TIISA®,エアロゲル,遮熱コーティング,EB-PVD

概要

TIISA®は現時点で最高性能の断熱材であるエアロゲルを独自の技術で再設計した新たな断熱材です。-253℃ の液化水素運搬向けの保冷材や宇宙向けには優れた断熱性を有するTIISA®単体で対応し、経済性が重要な建材、プラント、家電分野にはコストパフォーマンスに優れたTIISA複合体で対応することで、社会で必要とする断熱材に幅広く対応していきます。地球にやさしい良質なエネルギー生産の観点では水素火力発電で必要となる超高温遮熱コーティング(TBCs)サービスも開始していきます。断熱材、遮熱コーティングなどの最先端の熱制御技術を駆使して社会が抱える環境・エネルギー問題解決に挑戦していきます。

新規性・独創性

TIISA®は、固体断熱材で最高の断熱性能を有し、1300℃の炎に長時間さらしても燃えません。
非常に軽量なのでモバイル装置向けに適しています。
航空・宇宙産業、家電、建材、液体水素貯蔵・運搬、EV向けLIBの熱暴走対策材などでの使用が期待されています。
LNG・水素火力発電用タービンブレード向けなどの超耐熱遮熱コーティングサービスを行っています。

内容

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近年、建造物の省エネルギー化を進める上で、熱管理に大きな関心が寄せられている。また、持続可能な社会を目指して再生可能エネルギーの導入拡大、水素社会実現の推進に向け、液化水素燃料の輸送または貯蔵の際には-253°C の極低温環境を維持する優れた断熱材による保冷が欠かせない。 水素社会実現のためには水素燃料火力発電に必要な遮熱コーティングの開発も必要である。本研究活動では、高い断熱性能を発揮するTIISA®(断熱・膨張型固体空気Thermal Insulation Inflatable Solid Air)と呼ばれる超エアロゲル断熱素材の合成および遮熱コーティングの成膜、並びに素材の評価と応用に係る研究開発を行っている。研究成果を社会に普及させるためには優れた性能と経済性の両方を兼ね備える実用化のための技術開発も重要となる。

まとめ

研究成果を社会に普及させるためには優れた性能と経済性の両方を兼ね備える実用化のための技術開発は重要となる。研究成果を広く社会に普及させることを目的として2021年4月にNIMS発ベンチャー(株式会社Thermalytica)を設立した。NIMSとして最先端の断熱材料技術の研究開発に取り組むことと、ベンチャーとして研究成果を自ら社会に普及することを両輪として、社会全体のエネルギー削減および持続可能な社会の構築に貢献していく。

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