HOME > Profile > MINARI, Takeo
- Address
- 305-0044 1-1 Namiki Tsukuba Ibaraki JAPAN [Access]
Research
- Keywords
Organic semiconductor devices, Printed Electronics, OFET, OTFT
PublicationsNIMS affiliated publications since 2004.
Research papers
- Changshuai Ding, Hanyu Jia, Qingqing Sun, Zhiqiang Yao, Huige Yang, Wentao Liu, Xinchang Pang, Shisheng Li, Chuan Liu, Takeo Minari, Jinzhou Chen, Xuying Liu, Yanlin Song. Wafer-scale single crystals: crystal growth mechanisms, fabrication methods, and functional applications. Journal of Materials Chemistry C. (2021) 10.1039/d1tc01101d
- Kairong Huang, Fuhua Dai, Qingqing Sun, Tengzhou Yang, Huihua Xu, Xuying Liu, Takeo Minari, Masayuki Kanehara, Chuan Liu. Rapid Laser Annealing of Silver Electrodes for Printing Organic Thin-Film Transistors on Plastic Substrates. IEEE Transactions on Electron Devices. 66 [6] (2019) 2729-2734 10.1109/ted.2019.2911310
- Koji Hidaka, Masaaki Koganemaru, Tomohito Sekine, Nobuyuki Shishido, Shoji Kamiya, 三成 剛生, Toru Ikeda, Shizuo Tokito, 日髙 功二, 小金丸 正明, 関根 智仁, 宍戸 信之, 神谷 庄司, 池田 徹, 時任 静士. 有機薄膜トランジスタ用ゲート絶縁層の機械的負荷下でのリーク電流評価とリークパスの推定. エレクトロニクス実装学会誌. 24 [6] (2021) 586-594
Books
- 三成 剛生. 室温印刷有機トランジスタ. シーエムシー出版, 2018
- 三成 剛生. 室温印刷による短チャネル有機トランジスタの作製技術. プリンテッド・エレクトロニクスに向けた材料、プロセス技術の開発と最新事例. , 2017, 500-506.
- 三成 剛生. 有機薄膜トランジスタ. 薄膜の評価技術ハンドブック. , 2013, 517-520.
Proceedings
- MINARI, Takeo, LIU, Chuan. Origin of Large Contact Resistance in Organic Field-Effect Transistors. Proceedings of the 2013 IEEE International Interconnect Technology Conference. (2013) 145-147
- Xu Yong, MINARI, Takeo, TSUKAGOSHI, Kazuhito, Karlheinz Bock, Mooness Fadlallah, Gerard Ghibaudo, Jan Chroboczek. Study of organic material FETs by combined static and noise measurements. AIP Conference Proceedings. (2009) 163-166
Presentations
- 坂本 謙二, ブルガレビッチ キリル, 安田 剛, 三成 剛生, 竹内 正之. 高分子有機電界効果トランジスタの動作安定性と活性層の液晶性との関係. 2024年日本液晶学会討論会. 2024
- SAKAMOTO, Kenji, BULGAREVICH, Kirill, YASUDA, Takeshi, MINARI, Takeo, TAKEUCHI, Masayuki. Comparison of bias-stress effects of PBTTT- and PCDTPT-OFETs with the same gate dielectric under vacuum conditions. The 11th International Conference on Molecular Electronics & Bioelectronics (M&BE11). 2024
- 坂本 謙二, ブルガレビッチ キリル, 安田 剛, 三成 剛生, 竹内 正之. 真空環境下における高分子有機電界効果トランジスタの動作不安定性の起源. 2024年第71回応用物理学会春季学術講演会. 2024
Misc
- スン チンチン, 三成 剛生. プリンテッドエレクトロニクス向け低温焼結塗布型シリカ. NEW GLASS. 37 [3] (2022) 26-32
- 三成 剛生. 室温印刷による短チャネル有機トランジスタの作製技術. プリンテッド・エレクトロニクスに向けた材料、プロセス技術の開発と最新事例. (2017) 500-506
- 三成 剛生. 有機トランジスタの室温・印刷形成技術. ウェアラブルデバイスの小型、薄型化と伸縮、柔軟性の向上技術. (2015) 178-187
Published patent applications
Society memberships
応用物理学会
Research Center for Macromolecules and Biomaterials
プリンテッドエレクトロニクスの研究
プリンテッドエレクトロニクス,フレキシブルエレクトロニクス,有機半導体,薄膜トランジスタ
Overview
金属や半導体をインク化し、塗布・印刷プロセスによって電子回路を描く「プリンテッドエレクトロニクス」を基盤とし、自己組織化やめっきを用いた様々な製造技術や、太陽電池やセンサといった応用素子まで、幅広い研究を行っている。社会に実装することを目的としているため、単なる学術研究にとどまらず、社会のニーズに合わせた開発と、株式会社プリウェイズを通したビジネス構築を目指している。
Novelty and originality
● 低温による金属配線の印刷を可能とする新規金属インク
● 酸化に強い銅インク
● サブミクロンスケールの印刷配線を形成する微細プリンテッドエレクトロニクス技術
● プリンテッド技術で作製する薄膜トランジスタやセンサ素子
● NIMS発ベンチャー企業による社会実装
Details
NIMSでは、印刷・塗布プロセスによって電子デバイスや回路を形成するプリンテッドエレクトロニクスの研究開発を行っている。特に、材料から印刷プロセス、およびアプリケーションまで一貫した開発を行っていることが特徴である。これまでに、新たな塗布型金属材料として、室温導電性を有する金属ナノ粒子インクと、大気安定性を有する銅錯体インクの開発を行った。さらに、表面に微細な極性・無極性パターンを施すことで、線幅 0.6 μmが可能な微細印刷技術を開発した。加えて、全印刷プロセスによる薄膜トランジスタの形成に早くから成功しており、現在では全印刷トランジスタ素子の動作電圧を1 Vまで低減することに成功している。これらの技術を利用して、印刷で大量に形成できるセンサ素子といったアプリケーション開発を行っている。これらの成果は、NIMS発ベンチャー企業である株式会社プリウェイズを通して、社会実装が進んでいる。
Summary
これまでにプリンテッドエレクトロニクスに関する様々な技術を開発し、低温化や低コスト化、微細化を大きく進展させてきた。株式会社プリウェイズと連携し、Society5.0で実装されるフレキシブル素子やセンサ、アクチュエータといった次世代デバイス向けの製造技術をさらに発展させていく。