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研究内容
出版物2004年以降のNIMS所属における研究成果や出版物を表示しています。
論文
- Motoko NAGASAKI, Takuya MASUDA, Kei NISHIKAWA, Kiyoshi KANAMURA. Surface State Change of Lithium Metal Anode in Full Cell during Long Term Cycles. Electrochemistry. 87 [1] (2019) 84-88 10.5796/electrochemistry.18-00080 Open Access
- 白澤 徹郎, Wolfgang Voegeli, 荒川悦雄, 増田 卓也, 高橋敏男, 松下正, 魚崎 浩平. 波長分散型X線CTR散乱法による界面現象のその場追跡. Journal of the Japanese Society for Synchrotron Radiation Research. 32 [6] (2019) 292-299
- 遠藤 頼夢, 増田 卓也. 実験室型X線光電子分光装置による溶液種の観察. 表面と真空. 62 [9] (2019) 564-567 10.1380/vss.62.564 Open Access
書籍
- Kohei Uosaki. Electrochemical Science for a Sustainable Society. Springer International Publishing, 2017 10.1007/978-3-319-57310-6
- 増田 卓也. 電気化学セルと組み合せた固液界面反応の「その場」観察への応用. 講談社サイエンティフィク, 2018
- 増田 卓也. 電気化学X線吸収微細構造法. 朝倉書店, 2021, 6.
会議録
- T Mori, K Fugane, S Chauhan, M Ito, T Masuda, H Noguchi, K Uosaki. Design of Pt-CeOx hetero-interface on electrodes in polymer electrolyte membrane fuel cells. IOP Conference series, Proceedings services for science. (2014) 012010-1-012010-8 10.1088/1757-899x/54/1/012010
口頭発表
- ICHIHARA, Fumihiko, MIYOSHI, Shogo, NIITSU, Kodai, 丹羽尉浩, MITSUISHI, Kazutaka, OHNO, Takahisa, ODE, Machiko, MASUDA, Takuya. Compatibility Study of LiCoO2 and LiCoPO4 Cathode Materials with NASICON-Type Solid Electrolyte LATP. 2023 MRS Fall Meeting. 2023
- KUBOTA, Kei, ICHIHARA, Fumihiko, MASUDA, Takuya. Operando XAFS Studies During Synthesis of LiNiO2 Cathode Material. 14th edition of the International Conference on Advanced Lithium Batteries for Automobile Application (ABAA-14). 2023
- PUTRA, Ridwan, MATSUSHITA, Kyosuke, OHNISHI, Tsuyoshi, MASUDA, Takuya. Real-time Nanomechanical Mapping and Topography Imaging of Amorphous Silicon Electrodes in All-solid-state Lithium-batteries by Bimodal Atomic Force Microscopy. The 14th International Conference on Advanced Lithium Batteries for Automobile Applications (ABAA). 2023
その他の文献
- 増田 卓也. 環境セルを利用した液体および固液界面のX線光電子分光法. 「低次元系光機能材料研究会」 ニュースレター. 27 (2022) 6-9
- 増田 卓也. 実働環境下におけるXPS計測. クリーンテクノロジー. 33 [8] (2023) 14-19
- 増田 卓也. X線および電子分光技術を利用した固液界面におけるその場測定. Colloid and Interface Communication(C & I Commun). 43 [2] (2018) 15-18
所属学会
日本化学会, 電気化学会, 日本表面真空学会, 日本固体イオニクス学会
エネルギー・環境材料研究センター
タイトル
界面その場計測技術の開発と電気化学デバイスへの応用
キーワード
その場計測,固液・固固界面,電気化学,燃料電池,二次電池
概要
燃料電池・二次電池といった電気化学デバイスの界面では、原子・分子・イオン・電子などが関与した複雑な物理化学現象が起こっている。デバイスの性能・寿命はこうした界面現象およびこれらに起因して逐次的に起こるマルチスケールな現象の積み重ねによって決まる。したがって、高性能な材料・デバイスを開発するためにはこれらを観察し、理解するための計測技術が不可欠である。本研究では、X線吸収分光法、X線光電子分光法、走査プローブ顕微鏡などを基盤として独自のその場計測技術を開発し、試験用セルはもとより、実用志向のデバイスに応用することによって、反応機構の解明と材料設計指針の創出を目指している。
新規性・独創性
● 世界で初めてX線光電子分光法により固液界面における電気化学反応をその場観察
● 世界で初めて原子間力顕微鏡によりリチウムイオン電池の複合電極断面をナノ力学特性マッピング
● 実験室型の汎用装置を基盤に独自開発したX線光電子分光装置により全固体電池の反応観察に成功
● 酸化物型全固体電池の製造に不可欠な固体電解質・電極活物質共焼結による反応生成物解析マップを構築中
● 白金系電極触媒表面における硫黄吸着・脱離挙動の解明と耐被毒性に優れた新材料探索
内容
まとめ
● 電気化学条件下におけるその場・オペランド計測が可能な多様な計測技術を開発
● 燃料電池の電極触媒およびリチウムイオン電池・全固体電池の電極反応に応用
● 他に類を見ない新たな計測技術を開発しつつ、反応機構解明・材料指針創出を目指した研究を推進中
この機能は所内限定です。
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