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Research

Keywords

物性理論,量子光学,量子緩和

PublicationsNIMS affiliated publications since 2004.

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日本物理学会

Awards

  • JPS Hot Topis (Upper Limit of Pure Dephasing Time of a Paired-Qubit with Anisotropic Heisenberg Coupling. Journal of the Physical Society of Japan. 93 [7] (2024) 073801 10.7566/jpsj.93.073801) (2024)
  • J. Phys. Soc. Jpn. Editor's Choice (Photonic Anderson Model: Hybridization between Photon Virtual Bound State in Dielectrics and Free States, https://doi.org/10.1143/JPSJ.72.3024) (2003)
Research Center for Electronic and Optical Materials
Title

材料数理物性理論

Keywords

物性理論,非平衡,開放系,量子光学,凝縮系

Overview

量子論や電磁気、統計物理、固体物理などの総体である凝縮系物性理論は、材料科学における実験結果の解釈や予言に留まらず、トランジスタに代表される実デバイスの動作原理構築で成功を収めてきた。理論構築は、実験の状況に応じた前提/近似条件を元に設計されている。従って、材料それ自体が高品質化されたり全く新しい物質が合成される、或いは測定の精度が向上したり全く新しい測定が可能になったりするなどの進展により、理論の前提/近似条件を見直す必要が生まれる。このような状況に対応し、得られた新たな知見を実験に還元することで、材料・測定・理論が三位一体となり材料科学が新たな局面に向かって発展することを目指す。

Novelty and originality

特定の対象や現象に限定されない分野横断的な波及効果を促しうる直感的な描像、解釈の提示。
本質的自由度に基づく抽象的記述を採用することにより、前提/近似条件を満足した多様な対象/分野/領域での横断的議論が可能。
実験が要請する基礎理論の前提条件の再検討に基づいた新たな理論構築から、理論側への新たな問題意識の提案。

Details

image

図は【概要】の一例として、後にトポロジカル絶縁体として認知された物質群を簡易に判定する方法の提案である。トポロジカル絶縁体は、理論から提案された新たな概念を用いた分類である。その判定にあたっては、大規模装置を用いることが通常であるが、ハイスループットな合成・評価のサイクルを確立するには、各々実験室で実施可能なリトマス試験紙的簡易判定法が必須であると考え、これに応えうるスキームを、理論的に提案したものである。光学的手法を採ることにより可能になった非接触型の方法であること、および、判定には解析が不要であること、を特徴とする。

Summary

抽象的な記述方法を採用することで、特定分野での現象/結果を異分野・他分野へ移植/発展できる可能性が期待できる。
異なると考えられていたものの同一性、同一と考えられていたものの異質性に着目することで、新たな問題意識それ自身の開拓。

この機能は所内限定です。
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