Effect of reactive elements in MCrAlX bond coat for durability improvement of thermal barrier coatings
NIMS著者
論文紹介
Ni基超合金はジェットエンジンの最も温度が高いタービンに使われるため、耐熱コーティングが必要である。耐熱コーティングはボンドコートとトップコートの複層で構成され、長時間高温で使う間に、ボンドコートとトップコートの間に酸化物を生成する。ボンドコートと酸化物の間の密着性はHfやSi添加で向上し、コーティング材の寿命が伸びることは知られていたが、そのメカニズムは不明だった。本研究では、密度汎関数理論に基づく第一原理計算によりボンドコートとその上に生成する酸化物間の界面エネルギーを添加元素を変えながら系統的に求め、界面エネルギーを大きく下げる元素が密着性を向上させることを明らかにした。
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作成時刻: 2024-08-08 03:13:02 +0900更新時刻: 2024-08-09 03:12:50 +0900