HOME > Profile > YAMASE, Hiroyuki
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- 305-0047 1-2-1 Sengen Tsukuba Ibaraki JAPAN [Access]
- Web Site
Accepting Students
Research
- Keywords
electron correlations, superconductors, magnets
PublicationsNIMS affiliated publications since 2004.
Research papers
- Hiroyuki Yamase, Matías Bejas, Andrés Greco. Plasmarons in high-temperature cuprate superconductors. Communications Physics. 6 [1] (2023) 168 10.1038/s42005-023-01276-z Open Access
- 山瀬 博之, 櫻井 吉晴. X線コンプトン散乱で観る銅酸化物高温超伝導体の電子ネマチック液晶状態. 放射光. 35 [6] (2022) 338-348
- 山瀬 博之, 櫻井 吉晴. X線コンプトン散乱を用いた電子状態測定の新たな展開. 日本物理学会誌. 78 (2023) 4-12
Proceedings
- 我妻 友明, 山瀬 博之. 軌道ネマチック揺らぎによる新しい高温超伝導機構. KEK Proceedings. (2016) 418
- Hiroyuki Yamase. Griffiths wings associated with electronic nematic transition. JOURNAL OF PHYSICS:CONFERENCE SERIES. (2015) 012102-1-012102-7 10.1088/1742-6596/592/1/012102
- Walter Metzner, Luca Dell’Anna, YAMASE, Hiroyuki. Nematic order and non-Fermi liquid behavior from a Pomeranchuk instability in a two-dimensional electron system. Journal of Physics: Conference Series. (2009) 032508-1-032508-4
Presentations
- YAMASE, Hiroyuki. Griffiths wings associated with electronic nematic transition. SCES 2014. 2014
- YAMASE, Hiroyuki. Serendipity and interdisciplinary research. New Perspectives in Spintronics and Quantum Transport. 2024 Invited
- 山瀬 博之. 高温超伝導機構におけるスピン瞬間相互作用の重要性. 日本物理学会2024年春季大会. 2024
Misc
- 山瀬 博之, 櫻井 吉晴. X線コンプトン散乱で観る銅酸化物高温超伝導体:指向性を持って運動する電子. Isotope news. 779 (2022) 38-41
- YAMASE, Hiroyuki. X-ray Compton scattering reveals electronic motions with a preferred direction in high-temperature cuprate superconductors. SPring-8/SACLA Research Frontiers. 2022 (2023) 56-57
- 我妻 友明, 山瀬 博之. 軌道ネマチック揺らぎによる新しい高温超伝導機構. KEK Proceedings. (2016) 418
Society memberships
日本物理学会, American Physical Society
Research Center for Materials Nanoarchitectonics (MANA)
Title
量子多体物性の理論的研究
Keywords
超伝導,磁性,電子ネマチック液晶,電子相関
Overview
物質中にはアボガドロ数程の電子が含まれており、それらはクーロン力やスピン交換を介して相互作用をしています。その結果、電子系に集団励起が生じ得ます。物質が超伝導や磁性といった様々な特性を示すのは正にそのためです。したがって、これらの電子相関の理解が新たな物質概念の創出に不可欠です。特に、高温超伝導機構、超伝導と磁性の競合・協調、電子ネマチック液晶という新しい量子状態、臨界現象の理論研究を行っています。
Novelty and originality
世の中の優れた技術や優れた材料の多くは、すでにある程度理解された物性に基づいたものです。しかし、学問的観点から見た時、物質に対する我々の理解は非常に僅かです。この極僅かな理解ですら、現代社会を支える技術と材料を生み出す巨大な力がある訳です。我々の物質に対する理解をさらに深め、新しい物質概念や新しい知識を作り出すことによって、不連続的な技術発展や社会発展を導くことへ貢献することを目指しています。
Details
Summary
未来の技術や未来の材料を作り出すアイデアや知識を創造することを目指しており、企業での研究とは対極に位置していると思われます。しかし、両者はセレンディピティで繋がる可能性があると期待しています。また、必要は発明の母であり、両者の協調的関係を築くことで持続可能な社会発展に貢献できると考えています。
この機能は所内限定です。
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