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- 305-0047 茨城県つくば市千現1-2-1 [アクセス]
出版物2004年以降のNIMS所属における研究成果や出版物を表示しています。
所属学会
日本機械学会, 日本鉄鋼協会, 日本金属学会
受賞履歴
- 日本機会学会, 材料力学部門, 優秀講演表彰 (2020)
- 日本鉄鋼協会, 研究奨励賞 (2018)
- The 5th World Materials Institutes Forum, Outstanding presentation (2016)
- 日本機会学会, 論文賞 (2012)
構造材料研究センター
タイトル
材料の組織と寿命を繋ぐミクロな疲労亀裂の先進評価技術
キーワード
金属疲労,亀裂進展,その場観察,ハイスループット,積層造形,三次元解析
概要
金属疲労を予測する、防ぐ、或いは疲労に強い金属材料に開発には、材料の微細組織と疲労の関係を理解する必要がある。そのためには、組織に敏感なミクロな疲労亀裂の挙動を理解することが重要となる。NIMSでは、独自の自動その場観察システムを構築することで、ミクロな疲労亀裂の発生・成長に関するデータをハイスループットで取得できるようにした。これにより多くの微細組織に対応した疲労データが収集できるようになり、微細組織の疲労における役割に関する多くの新知見を得ることに成功した。さらに、疲労亀裂に特化した大規模かつ高解像度な3D解析技術を構築することで、その成長メカニズムに関する新知見を得ることにも成功した。
新規性・独創性
● 従来、観察に多大な労力を必要としたミクロな疲労亀裂の発生・成長過程を、全自動で観察する顕微鏡システムを構築
● 多様な微細組織に対応したミクロな疲労亀裂発生・成長データの収集
● 特異な微細組織が現れる積層造形材料への展開と疲労破壊メカニズムの解明
● ミクロな疲労亀裂の解析に特化した大規模・高解像度3D解析技術の確立
● 50年にわたる未解決課題であった、ミクロな疲労亀裂の結晶学的な成長メカニズムの解明
内容
まとめ
● 多様な微細組織に対応したミクロな疲労データの蓄積と、それによる組織ー疲労特性の相関関係の明確化
● 疲労限度における停留亀裂の問題など、亀裂発生・成長に関する様々な未解決課題の解明
● 経験則に頼った工学的な疲労寿命予測からの脱却
この機能は所内限定です。
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